2017年4月6日
半導体市場拡大に対応
糸魚川工場増築
信越ポリマー株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 小野 義昭)は、半導体関連市場の拡大を見据え、主にシリコンウエハーの搬送用容器であるウエハーケースを生産している糸魚川工場(新潟県糸魚川市)の生産能力増強のために、既存工場を増築することを決定しました。これにより、既存事業である300mmや200mmウエハー容器の需要増加に備え、より一層の安定供給体制を確立します。また、半導体関連の新規事業のために、市場の需要動向に合わせて積極的な設備投資を行う予定です。増築する建屋は2018年初めをめどに工事着工し、同年秋ごろの完成を予定しています。
信越ポリマーは、ウエハーメーカーからデバイスメーカーへのウエハー輸送に使用されるウエハーシッピングボックスと、デバイスメーカーの工程内搬送に使用される工程内容器「FOUP」(Front Opening Unified Pod)を主力製品として生産しています。今年4月からは、半導体製造工程内で使用される『液体濾過フィルター』事業にも本格的に参入し、今後も半導体関連事業の拡大を目指していきます。
工場増築予定地 |新潟県糸魚川市大和川地区
増築建屋延床面積 |8,000㎡
投資予定金額 |34億円
信越ポリマー株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 小野義昭、資本金: 116億3,595万円、東証1部: 7970)は、1960年に信越化学工業株式会社のグループ会社として設立以来、塩化ビニル樹脂とシリコーンゴムの加工技術や素材配合技術を駆使し、電気・電子機器関連製品から建材関連製品にいたる、幅広い分野で製品を開発・生産しています。信越ポリマーは、国内外14社の連結子会社によるグローバルネットワークにより、世界の先進顧客のよりよいパートナーとして活躍しています。
※社名、ロゴは信越ポリマー株式会社の登録商標です。記載内容は予告なしに変更される場合があります。
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