「SEPLEGYDA®」は透明性に優れたポリチオフェン系導電性ポリマー(PEDOT-PSS)を用いて、用途ごとにフォーミュレートした導電性塗料です。
表面に薄膜でコーティングすることで導電性を付与出来ます。
透明電極用途の低い抵抗率(70Ω/sq.~)から帯電防止用途の高い抵抗率(~10¹¹Ω/sq.)まで表面抵抗率の幅広い調整が可能です。
[産業分野]
自動車、半導体後工程、ディスプレイ、エネルギーデバイス、家電
透過率に優れ、金属酸化物と比較して屈折率が小さいため、反射率を抑えることができます。柔軟性がありフレキシブルな用途への展開も可能です。また、用途に合わせて硬度を付与することも可能です。
[用途例]
- ディスプレイの帯電防止用途
- スマートフォン保護フレキシブルハードコートフィルム
- 半導体後工程用フィルム(例:ダイシングテープ等)
- リチウムイオンバッテリーの電極助剤
- 研磨砥粒(CMP)
- 各種プラスチックやガラスへの塗工が可能で、密着性に優れています。
- フィルム・シートへのコーティング用グレードをはじめ、成型体へのスプレー、ディッピング用グレードもあり、簡単に導電・帯電防止性能を付与することができます。
- 通常、PEDOT-PSSは水分散体ですが、当社独自の技術により有機溶媒への分散を実現しました。分散溶媒はIPA(イソプロパノール)やMEK(メチルエチルケトン)などがあり、用途に合った溶媒選択が可能です。シリコーンやハードコートなどの樹脂と混合することで、機能層と帯電防止層の1層化が可能になります。
- その他にも、帯電防止性・ハードコート性のある塗料など特徴的な製品があります。
- 導電性ポリマー(PEDOT-PSS)を用いて、様々な性能を付与し、塗料化しています。
- 用途に合わせて硬度・膜厚・接触角・色調などの調整が可能です。
- ウェットプロセスで導電性を発現するためコストメリットに優れます。
各グレードの特性
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製品カタログ
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