更新[2005年9月5日]
[2005年8月8日]
社会的問題となっておりますアスベスト(石綿)問題の重要性に鑑み、当社における使用状況など、現時点で把握できている内容を下記のとおりお知らせいたします。
1 当社は過去においてアスベスト含有製品の床タイルを製造していました。概要は下記の通りです。
- 床タイルの製品名
※一般的な呼称では「ビニルアスベスト系タイル」と呼ばれていた床材製品
1 「ポリマーブル」シリーズ(PMスタンダード、PL、PG、RF、PH、フローリングTなど各種柄)
2 「ポリマーブル」エンボスシリーズ(TV、EW、VM、PSなど各種柄)
3 スプラッター
4 SRハイソフト
- 床タイルの大きさ
サイズ:縦30センチ×横30センチ
厚み:2ミリ
- 製造期間
昭和36年(1961年)12月~昭和61年(1986年)3月
※昭和61年3月以降はアスベストの使用は完全に中止し、また床タイル事業は平成10年に撤退しました。
- 製品成分におけるアスベスト含有量
11%~4%
※当初11%でしたが、昭和44年(1969年)以降含有量を削減し、最終的には4%となりました。
- アスベストの種類
白石綿
- 製造工場
東京工場(所在地: 埼玉県さいたま市)
- 解体・撤去時などにおける注意事項
ビニル床タイルは「アスベスト成形板」として、「非飛散性アスベスト含有建材」に該当します。
従って、通常歩行などにおいては空気中にアスベストが飛散するおそれはないとされています。
ただし、解体や改修工事などで破砕・切断等を行うと、アスベストが空気中に浮遊する可能性もある事から、法規制や関係省庁の指導に基づき、適切に対応してください。
2 現在、すべての製品において、アスベストは一切使用しておりません。
3 アスベストに関する健康被害の発生状況について
(1)現時点では、当社従業員・退職者等(取引企業を含む)からの健康被害に関する報告は受けておりません。
(2)現時点では、工場周辺地域の居住者等からの健康被害に関する報告は受けておりません。
(当社としては今後とも継続して調査および健康診断を行ってまいります。)
4 アスベスト問題に関する当社の対応について
従来からアスベスト問題に関しましては、法令および関係省庁等の指導を遵守し対処しております。
お問い合せ先
信越ポリマー株式会社 総務部
TEL: 03-5288-8400(代表)