各拠点の事例を発表したメンバー
拡大
各拠点の事例を発表したメンバー

第15回「グリーン運動全社発表会」開催 12月7日、 「グリーン運動全社発表会」が研究開発センター大会議室で行われ、赤澤社長をはじめ役員、事業部長、生産事業所長などが出席し、2011年度(52期)及び2012年度(53上期)の各事業所の活動結果・取り組みについての発表及び質疑応答が行われた。 
2011年夏季は法令により電力使用制限:ピーク電力値15%削減を実施し、本年も制限値は無いものの、削減努力の年となりました。また、全国のオフィスにおいても、電力削減を推進しています。本全社発表会では、川村副委員長のグリーン運動活動主旨と取り組みについての説明がされ、事務局(技術G三辺M)から第3次中期目標(2009~2011年度)の結果と第4次目標等の報告がされた。その後、3事業所、3生産子会社並びに物流センターの計7テーマが報告された。

赤澤委員長発言要旨

  • グリーン運動」も12年経過した。「継続は力なり」といわれる通り、これまで、この運動の意義をよく理解し真面目に取り組んできた、事務局・分科会メンバーはじめ関係者の皆さんに感謝します。
    何よりも大きな成果は順法体制の確立です。特に1995年以降、省エネ法・産廃法・リサイクル法・化学物質管理法等の環境関連の法規制が制定され、これをグループ・レベルで一元化し統括する体制を構築し、行政に対してもシッカリとした対応をしてきたことです。この運動の基本コンセプトとして「環境面を切り口とする生産性向上運動」と位置づけて活動してきましたが、今日の報告もそれらの活動が地味ながらも真面目にコツコツと進められている様子が伺われ、大変良い発表であったと思います。
  • この度「第4次目標」として、「エコ・プロ推進活動」をとりあげました。現在の活動がやや守りの側面が強いのにたいし、新製品開発という攻めの活動を行っていくということです。現在当社にとって喫緊の課題である新製品の創出を、しかも環境グループだけでなく技術開発本部・事業部・生産事業所・販売拠点との連携で、全社組織の中に組み入れて活動していくということです。新たなコンセプトとして、「グリーン運動は環境面を切り口とする新製品開発活動」を追加することにより、その成果を大いに期待しています。
  • 今後取り組むべきテーマとしては、LCA(life cycle assessment)があります。これはこれまでの活動とは比較にならないほどの、多面的・多角的活動となりますが、材料を調達し、加工し、出荷し、その最後を見届ける立場にある我々にとっては、いずれ取り組まざるを得ない課題です。また現在の目標値設定は、行政からの指示値、あるいは現実績の改良値に基づいていますが、理論的な絶対値を目標として掲げ、挑戦することは、如何ですか。グリーン運動の飛躍的進展のために、是非ご一考いただきたいと思います。