時代の変革を追い風に、

技術と人財でサステナブルな社会の未来を切り拓きます

 

技術で未来をカタチに

 

私たち信越ポリマーグループは、信越化学グループとの強固なパートナーシップのもと、材料開発から成形加工までの一貫体制を強みとして、幅広い分野でお客様の多様なニーズにお応えする製品をお届けしてまいりました。

樹脂加工メーカーとして、カタチなきものをカタチあるものへと変え、豊かな暮らしを実現することが私たちの使命であり、サステナブルな社会の実現に貢献するリーディングカンパニーを目指しています。

 

中期期経営計画に基づく成長戦略

 

持続可能な社会とともに成長していくために、私たちは2025年11月に更新した5カ年の中期経営計画「Shin-EtsuPolymer Global & Growth 2029」に基づき、これまでの取り組みをさらに発展させながら、成果を積み重ねてまいりました。

特に成長領域において、世界的な生成AIの普及に伴い半導体需要が拡大している中、当社の主要製品であるウエハーケースが果たす役割は増しています。私たちはこの旺盛な需要に応えることは次世代のデジタル社会構築へのダイナミックな貢献につながると考え、これまで糸魚川工場、東京工場の建屋を増設し、ウエハーケースの増産体制を整備してまいりました。世界的なナフサ不足に伴う原材料供給の不安定化などの外部環境リスクに対しても、グループの技術力を結集して乗り越えていく所存です。

そして、半導体に続く「第二の柱」として大きく躍進しているのが車載シリコーン成形品です。脱炭素社会の実現に向けた世界的な環境対応車へのシフトという構造変化を捉え、児玉工場で2025年4月からEVバッテリー用延焼防止クッションの本格量産を開始し、新規需要の取り込みに成功いたしました。今後は海外の技術動向に応じた戦略的な設備投資を行い、長期的成長へとつなげてまいります。また、基盤領域であるOAローラや食品包装用ラッピングフィルムなどにおいても、技術力を発揮し、マーケットのシェア拡大を着実に進めてまいります。

 

カーボンニュートラル実現に向けた着実な取り組み

 

私たちは当社グループの事業を通じてさまざまな角度から社会課題の解決ひいてはサステナビリティの推進に取り組んでいます。なかでも気候変動への対応は喫緊の課題であり、カーボンニュートラルの実現に向け、2030年に2013年比で46%のCO₂排出量低減を掲げ、2050年までの達成を目指しております。また2030年の再エネ電力導入比率を33%とする高い目標を掲げるほか、2021年度から省エネ設備への切り替えを推進しています。これらは環境負荷低減のみならず、コスト競争力の強化にもつながるため、今後も継続して取り組んでまいります。

 

 

 

グローバル企業として果たす、人権尊重の責任

 

グローバルな事業展開を今後も推進していくうえでは、重大な経営リスクとなり得る「人権課題」への対応強化が不可欠であると考えています。当社グループでは信越化学グループ人権方針に沿って事業活動を進めており、お取引先調査を実施して人権方針と齟齬がないかを確認しているほか、2024年度から当社独自で人権デューデリジェンスに取り組んでいます。

 

 

 

学びと挑戦を、企業価値創出の原動力に

 

さらに、持続的な企業価値向上に向けて、人的資本マネジメントを推進しています。数年前から階層・テーマ・専門別の学習体系を構築し、若手から中堅層の従業員の挑戦意欲を高める制度づくりに取り組んでまいりました。加えて、長期的なデジタル変革を見据えた人財投資として、2026年5月から全従業員の生成AI活用環境を整備いたしました。今後は生成AIを駆使して新たな価値を生み出せる人財を育成し、変化する事業環境に柔軟に対応しながら、競争力を一層高められる組織へと変革してまいります。

 

 

 

持続的な成長と未来に向けて

 

私たちが目指すのは、事業成長を通じ、安心して豊かに暮らせる社会の構築に貢献する企業であることです。今後も、信越化学グループの一員としてグループの総合力を活かすとともに、持続的な成長とサステナブルな未来の実現に取り組んでまいります。ステークホルダーの皆様におかれましては、私たちの挑戦に今後とも変わらぬご支援とご期待を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

代表取締役社長 出戸 利明