信越ポリマーグループは、コンプライアンスをベースにした企業活動を、企業が永続的に行うべき重要な課題の一つと捉えています。このような企業活動を通じて、当社グループが社会の一員として「信頼」を得られるよう取り組んでいます。また、内部統制システムで求められるコンプライアンス体制の構築と整備を通じて、より適切で効率的な内部統制システムの運用を進めます。

コンプライアンス基本方針

当社グループは、遵法精神に徹し、公正な企業活動を行い、社会への貢献を目指す企業グループとして、コンプライアンスの徹底を経営の基本原則として位置づけ、これに基づくコンプライアンス活動を展開し、すべてのステークホルダーからの高い評価と社会からの信頼を確立する。

 

コンプライアンス推進体制と強化

当社グループでは、コンプライアンスを推進する体制として、コンプライアンス基本方針、コンプライアンス規程を定めるとともに、取締役会直轄のコンプライアンス委員会を設け、全社横断的な対応を進めています。2023年5月に策定した中期経営計画においては、ESGの取り組みの重要課題「ガバナンスの強化」の施策の一つに「コンプライアンス委員会の強化」を掲げました。今年度は、委員会の開催も年1回から4回に増やすとともに、「正しく仕事をすること」の意識を向上させることを活動目標とし、子会社や各部門が主体的に取り組むテーマを設定し、優先順位をつけて事務局とともに実行に移す運用としています。また、コンプライアンス教育を継続的に実施して従業員のコンプライアンス意識の向上を図るほか、内部通報制度の整備も進め、当社グループ全体でコンプライアンスをベースにした企業活動を推進しています。