自動車に使われるシリコーンゴム部品や印刷回路部品のマーケティング・販売をしています。私の部署は海外売上比率が高く、入社2年目から韓国市場を担当していますが、社歴が浅い時期からこの役割を任されたことは非常に驚きました。当社の拠点があるヨーロッパやアメリカなどは、現地スタッフを中心に仕事を進めていますが、韓国には拠点はあるものの自動車業界の製品に精通している社員がいなかったので、私がフォローをする形で担当することに。最初は現地の雰囲気に慣れることを目的に、月に1回は必ず韓国を訪問していました。韓国と日本のお客様の1番の違いはスピード感です。非常に早い回答を要求されますし、仕事の進め方も速い。日本国内のお客様も担当しながら、そこに順応しなければならなかったので、慣れるまでには大変でしたね。現地社員に韓国語のサポートをしてもらいながら、お客様と心を通わせられるように努めています。

当社は生産・販売拠点をグローバルに持っているので、海外との結びつきが非常に強いです。さらに私のように若手でもチャレンジできる風土があるので、海外で働いてみたいと考えている学生さんには、早いタイミングで多くの経験ができると思います。外国語のメールは毎日送受信していますが、技術的な専門用語が多く、今でも苦労しています。新しい単語が出てくる度に意味の確認や、移動時間を使った語学学習をしていますね。ヨーロッパをはじめ、アメリカや中国、ASEAN地域で活躍しているメンバーと話をするとより一層モチベーションが上がります。日本を出て新しい文化を知ると、広い視野が生まれますし、それはその後の仕事にも大きく活かせるものだと思います。将来的には海外赴任をして、多くの国のお客様とやり取りをし、より一層経験値を高めていきたいと考えています。

 

（本記事は入社5年目の取材内容です）