電磁波シールドの材料開発を担当しています。私は主に設計開発、サンプル作製をメインに行っており、評価は他のメンバーに依頼しています。設計については結果をフィードバックして開発を進め、特殊な評価を行う際は自身で評価を行う場合も。所属部署の業務は役割分担がはっきりしており、チーム性が高いです。原因が分からないときは上司や先輩、他部門の社員と気軽にディスカッションを行い、課題解決を図っています。例えば、電磁波シールドの保護層の開発において、保護層の厚さで特性が大きく変化してしまい、その結果が考えていたものとは異なることがありました。考察しても原因を特定できず、上司と先輩に相談して解決の方針を決めました。そうやって課題や問題を乗り越えて製品をカタチにしていくことは仕事のモチベーションにつながっています。自分の経験が少しずつ積み重なって製品に反映されていくと、純粋に嬉しい気持ちになります。
多種多様な製品を手掛けている信越ポリマーに入社できたら、多様な技術を身につけることで複合的な製品を開発できる技術者になれる。そんな将来への期待から当社に入社しました。入社して今になって思うのは、開発業務は製品への興味が深く、好奇心が強いと、アイデアが浮かんだり、起こっている現象を深く観察できたりするということ。活躍している人たちに共通しているのは、自分が携わっている製品に興味を持っていることだと感じますね。今は自分が究めたい道というものが定まっていないので、引き出しを増やしている段階ですが、さまざまなアプローチから1つの製品を掘り下げられるスペシャリストを目指したいです。その経験をもとに他の製品にも携わることで経験を積み、入社時から目標に置いている、複合的に製品開発を行える技術者に成長できたらと思っています。
(本記事は入社2年目の取材内容です)
08:30 出社/メールチェック |
08:45 ミーティング/1日の作業確認 |
09:00 樹脂配合量検討 |
10:00 配合量決定/配合開始 |
12:00 昼食 |
13:00 配合再開 |
14:00 試料作製 |
16:30 作業終了/評価結果確認/翌日の予定確認 |
17:00 上司へ結果報告/メールチェック/データ整理 |
18:30 退社 |
オンオフを意識。家族と過ごしながら、趣味の観葉植物を楽しむアフターワーク。
大学院時代はオンオフの境目が曖昧だったので、月曜から土曜の朝9時から夜9時まで、ひたすら研究室に籠っていました。結婚したということも大きいですが、社会人になってからは、退社後は家でゆっくり過ごすというように、オンオフをはっきりと意識するようになりました。家での楽しみは観葉植物の水やりですね。ベランダに棚を作って沢山飾る以外にも家の中にもインテリア感覚でいくつか置いています。帰宅したら水やりをして、家族とご飯を食べるという感じです。私も社内のサッカークラブに入っていて、クラブ活動はオススメですよ。同期たちと定期的に会う機会になりますし、練習の後は皆で食事に行ったりして交流を楽しんでいます。