経理部門は業務別にチームが組まれています。私が所属する工場チームでは、工場別、部門別、製品別の原価計算などを行っています。私の具体的な業務内容は、担当製品の原価計算・製造予算の作成、予算実績の管理、棚卸資産の管理、経費精算などの対応です。
経理業務は専門知識が要求されるため、すぐには重要な仕事を任せてもらえないだろうなと考えていたんですね。ところが、OJTでの仕事がすぐに始まり、新人にも仕事を任せて育てていくという熱心な風土に驚きました。教育体制としてはOJTのほかに、勉強会、eラーニング、簿記等の資格取得、セミナー受講などがあります。私の場合、ゼロからのスタートで不安はありましたが、ひとつの製造部門の原価計算を1年目から任せられ、その理解を深められたことで自信が付きました。新人のうちから責任とやりがいをもって業務に取り組めたことは、私にとってラッキーでした。
当社は海外拠点が13ヶ所あり(取材当時。現在は14ヶ所)、主要な拠点には経理担当者を駐在させる必要もあって、経理部門は海外赴任への道のりが早い部門のひとつであり、ほぼ全員が海外赴任を経験します。私は米国大学出身ですが、入社動機のひとつに、将来は海外で働きたいという強い思いがありました。経理部門の先輩は早い方で入社約5年目から海外拠点の経理担当者を経験しているので、いつかは自分もそうなりたいですね。実際に、私の上司がヨーロッパで活躍されていた方なので、当時の話を聞くと非常に興味が沸きます。ただ、海外赴任となると責任者レベルのスキルが求められるので、業務全体を俯瞰できるよう、生産・販売拠点の活動をサポートできる人材に成長しなくてはなりません。また、海外拠点では経理業務だけでなく、総務や人事、購買といった管理業務にも携わるので、国内でさまざまな経験や知識を深めていきたいです。
(本記事は入社2年目の取材内容です)
08:15 出社/メールチェック/スケジュール確認 |
09:00 棚卸資産受払表作成 |
10:00 物流関係費システム登録 |
11:00 国内関係会社・社外請求書作成 |
12:00 昼食 |
13:00 製造費集計表作成 |
16:00 各月次報告資料作成 |
17:00 勘定書作成準備 |
18:00 メールチェック |
18:30 退社 |
信越化学グループのサッカートーナメントに参加。
そろそろ大型連休を利用して海外旅行へ。
会社の同期と遊びに出かけたり、趣味の釣りや映画観賞を友人と楽しんだりしています。ずっと大型連休を利用して海外旅行に行きたいと思っているのですが、なかなか実現できていないので、そろそろ形にしたいですね。その他には、社内のサッカークラブに所属しており、業務後に行われるフットサルや、連休に企画される信越化学グループのサッカートーナメントなどに出場して汗を流しています。また、労働組合が企画する各種イベントなどでは、さまざまな部門の方たちと交流する機会があります。普段の就業時とは雰囲気が違うので、その場だからこそコミュニケーションできることもありますし、社内イベントは仲を深めるきっかけにもなっています。