失敗を恐れず、
目標に向かって新製品開発を
チューター
手島 真広
PROFILE
開発本部 新事業開発室
2016年入社
大学では化学を専攻。
趣味はランニングと山登り。入社後の自身の経験を踏まえた後輩指導とともに自身のレベルアップへ邁進中。
新入社員
傳刀 賢二
PROFILE
開発本部 新事業開発室
2019年入社
大学では物理学を専攻。
趣味は料理(毎日自炊がポリシー)と音楽ライブ鑑賞。日々学びながら新製品開発に挑戦中。
所属部署の仕事内容
ニーズとシーズを両輪としたシリコーンゴム製品の新規開発および材料・加工技術の改良・開発
1年後に
目指す姿
01- シリコーンゴムの化学的基礎知識と取扱方法を理解している
02- 担当材料に求められる特性とその評価方法を理解している
03- 担当テーマを1つ以上持ち、社内外問わずテーマ課題の打ち合わせや相談ができる
▪ シリコーンゴムの材料特性と加工に関する基礎知識を習得する
▪ 製品開発の一連の流れを理解する
▪ 自社製品を把握し、顧客要求に対する課題が自身で見つけられる
▪ シリコーンゴム製品の加工方法を理解・習得するための製造現場実習
▪ チューターをはじめとした指導と専門書等による材料・製品・製法等の理解と習得
▪ 課題解決のための試験方法調査や一般的な法則・関連文献などの情報収集
▪ 他社動向把握のための他社製品カタログや特許調査
▪ 論理的思考の強化と課題発見のため、自身の試験結果や収集した情報の報告書作成
▪ 社内外の打ち合わせで自ら議論へ参加するとともに自身の不足点の洗い出しと改善
1年間に及ぶチューター制度は、開発職に必要なスキルが身に付くとともに、どんな仕事にも役立つPDCAサイクルを実務の中から学ぶことができ、自身の成長を感じられる制度でした。
どんな些細な事柄でも相談することができ、チューターからの客観的なアドバイスは業務をする上で重要な視点になりました。自分の行動を常に気にかけ、フィードバックしてくれる存在がいることで、失敗を恐れることなく安心して仕事を進めることができたと感じます。
また、配属時に1年後に期待される姿が示されます。目標に対して私自身の苦手な分野を的確に把握し、不得手な部分を中心にフォローしてもらえました。そういったサポートを受けながら新しい知識を身に付けることができ、自身の成長に大きく繋がりました。
チューターの役割を通じて、与えるものより自身の知識のほころびや初心を思い出す大切さなど反省点に多く気づくことができ、身が引き締まる思いになりました。
傳刀君は課題に対するアプローチ方法や試験のまとめ方はもとより備わっていたため、試験の相談や結果のフィードバックに対しては、指導ではなく材料知識やこれまでの経験で得られた知見を一同僚の意見として伝えられるように努めました。その際に、バックグラウンドの異なる人に本質を分かりやすく端的に説明するにはどうしたら良いのか、共通の話題や例を挙げるなど伝え方には苦労しました。
また、傳刀君には意図せず1年目から重要な課題に主務として取り組んでもらいましたが、話す機会をなるべく多くとり、不明な点については抱え込まないように相談しやすい雰囲気づくりを目指しました。今では相談も不要なくらい自立して主体的に業務に取り組む姿を後輩ながら非常に頼もしく感じています。
MESSAGE- 上司から2人へ
傳刀さん、配属から1年が過ぎましたね。
手島さん、傳刀さんの入社配属から親身になっての指導大変ご苦労さまでした。
傳刀さんは開発部門の一員とし、考え方や進め方などを学びチームで連携しながら開発業務を円滑に進められてきています。本人の努力もありますが、手島さんの後輩への的確な指導によるものとも思います。
手島さんもチューターを経験することで安全の重要性や開発の進め方、組織としての進め方など初心に帰って見直せる良い機会になったと思います。
今後も技術者として成長し続ける二人の更なる活躍を期待します。