My Job My Story ー 01誇りと自信をもって、
ニッチな製品を
開発し続ける。

私はコンパウンドという製品を開発する部署に所属し、高分子と高分子を混ぜ合わせて新しい機能を発揮させる、ポリマーアロイの研究開発を行っています。コンパウンドは、ベース樹脂に添加剤を配合・混練したペレット状のもの。私が携わっている自動車をはじめ、幅広い産業で使用されています。

自動車用コンパウンドは、窓枠部分のパッキンやエアコンの内部、ブレーキペダルに使われるなど、非常にニッチであるものの、自動車産業にとって欠かせない材料であることは間違いありません。なかなか表舞台に出ることはありませんが、誇りと自信をもって、確かに機能している材料の研究開発を担っています。また、コンパウンドは規格品がなく、お客様ごとに設計開発する完全オーダーメイド。今現在、その種類は1,000以上にのぼります。今までにない新たな機能を求めて日々高い壁に挑戦していますが、これは大学時代の担当教授の「絶対にできる!」という教えが役立っています。研究開発には粘り強さや前向きな姿勢も必要です

My Job My Story ー 02苦労した開発ほど、
お客様の言葉が
やりがいに。

私が携わっている開発チームには4名のメンバーがいます。入社して驚いたことは、開発以外にも営業、製造、お客様、商流など多くの人々と関わり合いながら仕事を進めることと、製品の開発初期から量産の立ち上げまで直接関われることです。少数精鋭だからこそ、ものづくりに幅広く携わることができる。これは当社の魅力のひとつだと思います。
私個人としては、自分が設計したコンパウンドがお客様とのやりとりを経て製品として世の中に出ると、特にやりがいを感じます。お客様からは現状の製品を改良するための要望も常に求められます。その一つひとつをクリアできたときは格別にうれしいです。
もっとも印象に残っているのは、お客様から「この製品がないと、プロジェクトが成り立たなかった」と評価されたこと。試作段階までは順調に進んだのですが、その後の量産がなかなかうまくいかず、試行錯誤を繰り返した分思い入れも強かったのでその言葉をいただいて本当にうれしかったことを覚えています。
お客様から感想や反応を直接聞けるのは、オーダーメイド製品を取り扱っているこの仕事ならではですし、モチベーションにつながります。

 

(本記事は入社4年目の取材内容です)

Personal Data

1日のスケジュール

08:15

出社/スケジュール確認

08:45

ミーティング

09:00

試作機の立ち上げ/試作準備/資料作成等デスクワーク

10:30

原材料メーカーとの打ち合わせ

12:00

昼食

13:00

試作検討/試験片作製/評価・解析/

資料作成等デスクワーク

16:30

営業担当者との打ち合わせ

17:30

進捗確認/今後のスケジュール等上司と打ち合わせ

18:30

退社

ON/OFFリフレッシュ

インドアからスポーツまで、好奇心旺盛な自分の欲を満たしながら、さまざまなリフレッシュできる過ごし方を心がける。

休日はのんびりと音楽を聴いたり、ギターを弾いたり、本を読んだりと、自分がリフレッシュできる過ごし方を心がけています。また会社では、サッカークラブと野球部と軽音楽同好会に所属していて、仕事以外でも会社の人たちと交流する機会があります。自分はどちらかというと好奇心旺盛。会社にいろいろと部活や同好会があるのは意外でした。野球部の活動は入社してからずっと続けているのですが、たまたま部署の製造現場の先輩が野球部の監督だったんです。中学時代に野球部だったので、それを話したら入部する流れになりました。打順は下位打線、ポジションはライトかレフト。私は秘密兵器なんです(笑)。軽音楽同好会では、年に1・2回ライブをやっています。